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月別アーカイブ: 2009年03月

Simutrans 102.0 安定版

最新の安定バージョンとして Simutrans 102.0とpak64 102.0が、公開されています。主に101.0のバグ修正が中心です。加えて、いくつかの便利な機能も追加されていますし、オプションで、いくつかのゲームのルールを変更して遊ぶこともできるようになっています。

Simutrans 102.0とpak64 102.0は、SourceForgeからダウンロードできます。


主な変更点

  • 新規マップ作成時に、pak64では川が作成されるようになりました。川の数、長さなどは気候の設定ウィンドウで設定できます。(上から数、最短の長さ、最長の長さ)
    川の数はあくまでも期待値で、マップの条件によっては全く作成されなかったり、非常に少なかったりします。

    pak64では川には2種類あって、細いほうの川は最高速度0km/hで、船舶は運航できません。(その上に運河を建設して再利用することは可能です。)

    川に使用する画像は、simuconf.tabで設定されています。pak64ではriver_type[0]とriver_type[1]との2つが使われています。番号の一番大きいものが源流として使用されます。他の川と合流するごとに、番号の小さいものに置き換わります。最大では、river_type[9]までの10種類が使用可能です。(存在しないpakファイル名を指定するとクラッシュします。)

  • 高圧線の撤去ツールが追加されました。道路/線路の撤去ツールと同じように、2点をクリックして、その間の高圧線を一気に撤去することができます。

  • マーカーの設置方法が変わりました。これまでのように独自のウィンドウを使用しません。
    他のツールと同じように、マーカーツールでマップ上をクリックした時点で、マーカーが作成されます。同時にウィンドウが開きますので、テキストを入力し、最後にEnterキーを押すとラベルが設定されます。Enterキー押さないと入力されないようです。

    またラベルを変更する時は、調査ツールでマーカーをクリックし、このウィンドウを開いて変更します。
    撤去には撤去ツールを使用します。他社のマーカーはラベルの変更や撤去はできません。

  • マーカーの管理にマーカー一覧ウィンドウができました。このウィンドウはdialog_tool[24]に割り当てられていますが、標準では設定されていませんのでmenuconf.tabの編集が必要です。一覧はデフォルトでは自社のマーカーみ表示され、名前、位置で並べ替えができるほか、他社のマーカーも表示した場合には、会社順での並べ替えもできます。

  • 駅ビルの建設時に、向きを指定することができるようになりました。駅ビルが複数の向きを持っている場合、[Ctrl]キーを押しながらツールバーのアイコンをクリックすると、向きを選択するためのウィンドウが開きます。設置したい向きのボタンをクリックするとウィンドウが閉じて、カーソルがその大きさで表示されますので、建設したい場所をクリックします。

    101.0で駅ビルの向きが変更になった事を書きましたが、このツールを使えば、古い駅ビルアドオンでも好きな向きに設置できます。ただし前回書いたように、古い駅ビルはマップを回転すると正しい向きで表示されませんし、選択ウィンドウ上でも西と東との画像が逆になります。

  • トンネルの建設時、トンネル内の線路や道路として使われる画像を、トンネルの最高速度を基準に選ぶようになりました。トンネルの最高速度と同じ最高速度の線路や道路があれば、それが使用されます。ない場合には、それに近い速度のものが使用されるはずです。

    不運なことに、pak64のアドオンとして提供されている、電柱つきの道路が最高速度80km/hと、低速な道路トンネルと同じ最高速度になっています。このアドオンがインストールされている場合、それが地下の道路に使われてしまうことがあります。

    また、地下建設モードでも、Ctrlキーを押しながら建設することで、地上の場合と同じように、平行した線路、道路が建設しやすくなっています。

  • 新規ゲームの開始月が、simuconf.tabで設定できるようになっています。「starting_month=6」とすれば、6月からはじまります。その場合6ヶ月間は早送りされます。
  • 早送り時の過剰な効果音が抑制されています。
  • 工場の煙がマップ回転時にも正しく表示されるようになりました。(pak64)。この変更で、古いアドオンなどでは、煙が正しい位置に描画されないかもしれません。

simuconf.tabで変更できるゲームルール

simuconf.tabを書き換えることで、ゲームルールを変えて遊ぶことができます。これらの設定はゲームごとに保存されます。現在のところ、GUIでの設定はできません。

  • 運送料金の設定 pay_for_total_distance 前回運送料金の仕組みが変更になったと書きましたが、デフォルトの運送料金の仕組みは再び元の(101.0以前の)しくみに戻りました。この計算方法を変更するのが、pay_for_total_distanceです。

    標準は0で、駅と駅との間の距離に応じた料金が収入になります。100.0までと同じです。1にすると101.0同様、路線ごとに、次の乗換駅までの距離に応じた料金が収入になります。2にすると路線に関係なく、出発駅と最終目的駅との距離に応じた料金が収入になります。

    単純に計算すると0の場合が最も収入が多く、2の場合が最も少なくなるはずです。

  • 待合室定員の設定 seperate_halt_capacities この値を1にすると、旅客、郵便、貨物のそれぞれの待合室定員が別々に設定されるようになります。

    この場合、たとえば駅に石油タンクを併設しても、増えるのは貨物の待合室定員だけで、旅客、郵便の待合室定員は増えません。駅の情報ウィンドウでも別々に表示されます。この設定もゲームに保存されます。デフォルトの設定は無効で、これまでと同じく共通の待合室定員を使用します。

  • 駅の混雑の設定 avoid_overcrowding この値を1にすると、駅が混雑している場合、乗り換えのためにその混雑している駅に移動しようとする旅客、郵便、貨物は乗り物に乗車しなくなります。混雑の具合は、旅客、郵便、貨物それぞれに判断されます。さらに貨物の場合には、貨物のカテゴリーごとに判断されます。たとえばその駅に待機しているガソリンと原油の合計が、その駅の待合室定員(seperate_halt_capacities=1の場合は貨物の待合室定員)より多い場合には、その駅を経由する石油類が積み込まれなくなります。

    これらの移動制限は、あくまでその駅で乗り換える乗客、貨物に対してのみ行われます。混雑している駅が、旅客、郵便、貨物の最終目的地である場合には、移動することができます。


GUIの変更点

  • 乗り物の情報ウィンドウや、駅の詳細ウィンドウに、路線編集ウィンドウを開くためのボタンが付きました。この三角ボタンをクリックすると、該当する路線が選択された状態で路線編集ウィンドウが開かれます。今回最も役に立ちそうな新機能です。

  • 駅の詳細ウィンドウで、路線の表示が会社ごとに色分けされるようになったほか、接続している駅の情報が、貨物のカテゴリーごとに別々に表示されるようになっています。

  • 駅、駅舎のツールチップに、駅の属性(旅客、郵便、貨物)と待合室定員が、それぞれ表示されるようになっています。ツールバーに駅の属性のアイコンが付いていないアドオンの場合や、複数の属性が付いているpak96.comicなどでも、駅の属性が確認できます。

  • 大きな通貨の単位が設定できるようになっています。、1000億以上の数値は億単位で表示されます。これは翻訳ファイルで設定されています。
    標準の設定では、LARGE_NUMBER_STRINGに「億」、LARGE_NUMBER_VALUEに「1e8」が指定されています。指定された単位の1000倍未満の場合には、通常の表示になります。残念ながら通貨単位を円表示に変更するといった設定ではありません。

  • 貨物一覧ウィンドウに、カテゴリー順での並び替えが加わりました
  • 産業の情報ウィンドウで、消費先、需要先のリストが距離の近い順にソートされるようになりました。
  • メッセージ表にも移動のためのボタンができました。これにより、項目上で左クリックしたときの動作は、移動ではなく、情報ウィンドウを表示するようになりました。ボタンクリックの他、項目上での右クリックでも移動できます。

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